「算数がすこぶるできる男」への憧れが止まない
「他の教科は0点でもええ。算数だけは勉強しとけ。」
この言葉は、毎日遊んでばかりだった高校1年生の私に、父が突然投げたものでした。
私は今まで親から「勉強しろ」と言われたことがありません。だから父の言葉には驚いたし、なぜ算数なのか。当時の私にはさっぱり意味がわからず。
でも幸いなことに、当時の私が一番面白いと思える教科は「数学」。得意な教科もそのまま「数学」でした。
「数学が得意なら、大学では理系に進んだの?」と言われるとそうではなく、「数学が得意だからこそ」文系に進みました。大半が「数学が嫌」という理由で選択した人たちが多い(個人の偏見です)に、そこそこ数学ができる私が進めば、トップ層に食い込めることが自明だったからです。
実際、大学受験の時も、私の数学はアドバンテージになりました。
でもどうして。
どうして、父は私に「算数」を勉強しろと言ったのか。もちろんそれは、「大学受験のため」だけではありませんでした。
父が私に数学を勉強させた理由。それは、私に論理的思考力(ロジカルシンキング)を身につけて生きていって欲しかったから、ということがわかりました。
では、論理的思考を身につけると、どんなことができるようになるのか?
その答えは、父ではなく(笑)キングコング・西野亮廣さんが教えてくれました。
人類として恥ずべきレベルの長ぁ〜いお昼寝をしたせいで、昨夜なかなか眠れなかった私は、彼の著書「革命のファンファーレ」を読み返していました。
面倒なので詳細は省略しますが「色々と」話題の大ヒット本です。
もう、本当に大好きなんです。彼の思考回路。
彼は人並みはずれて「論理的思考力」が研ぎ澄まされているように思うのです。
どうやったら、そんな考え方ができるようになるの…。
この本には日常の中や、ビジネスの中の小さな小さなワンシーンで、彼や彼の仲間たちが「算数」にどれほどの力を注いでいるかということが書かれています。
具体的には、大炎上した絵本の無料公開の裏側から始まり、彼が成功を収めるためにどのように裏で動いているのかなど、この世界で成功するための「計算方法」が惜しむことなく披露されているのです。
そんでもって、正攻な論理的思考で理詰めにしてくるくせに、様々なビジョンを掲げ持つ彼のハートは人間味があってアツイ。めちゃめちゃアツイ。論理的思考力とアツさを兼ね備えた人間って、もう最高じゃないですか。
私も、もっともっと算数ができるアツイ人間になりたい。こんな論理的思考力をもって生きていきたぁーい!父上、やっと言わんとすることがわかりましたー!!!
…。
ちょっと気持ち悪くなってしまいましたが、彼の考えに触れるたび、憧れの念が吹き出て止まらない、茶山ぴなつでございました。
読んだことのない方がいらっしゃったら是非読んでみてください。たぶん皆さんも、何かしら吹き出して止まらなくなると思います。
気持ちの悪いエントリーでしたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。読者登録の方も、ポチッとしていただければ嬉しく思います…!
勢いで猛進する性分のため、早々にツイッターアカウントの開設というタスクまで完了してしまいました。どうしよう。
— 茶山ぴなつ (@pinatsu_cha) 2017年12月23日